▼2003年11月13日放送「すき焼に最適 米沢牛」

吾妻盆地、飯豊連峰、朝日連峰の高い山々に囲まれた山形県、米沢盆地。
寒暖の差の厳しい盆地特有の気候と、最上川源流域の肥沃な土地は、米沢牛の飼育に必要な大豆、麦、トウモロコシなどの良質な飼料と藁を供給しています。こうやって飼育されたからこそ、きめ細かい霜降りと上質の脂をもつ肉がつくられます。上質の脂は、旨味以外に香りも良く、脂のとけ出す温度が低く、とろっとしたとろけるような食感を生み出します。特にすき焼きの味が他の和牛に比べて断然美味しく仕上がります。肉の甘みが強いので、砂糖を少なくして、肉本来の旨味を引き出します。また良質な肉であれば、厚さは厚いほど旨味が凝縮して美味しいすき焼きになります。

米沢牛は、黒毛和種で米沢地方三市五町の畜産農家で12ヶ月育てられ、枝肉に証明印が押された外観及び肉質・脂肪の優れたものをいいます。三河屋では、その米沢牛の中でも、普通より長い、3年半育てられた雌の牛を仕入れています。雌の方がとろっとしていて、非常に柔らかいとのこと。



【問い合わせ先】 三河屋(和牛、黒豚専門店) 052-581-2212